【総括】2カ月のシドニー留学で学んだオーストラリアの伝統・文化・観光・人々・物価・留学特徴など
目次
2カ月間のオーストラリア(シドニー)英語留学について
私は2019年の6月~8月までの2か月間(8週間)オーストラリアのシドニーで英語留学をしていました。
オーストラリアの前はフィリピンに3か月間、マレーシアに2か月間の英語留学(合計5ヵ月)をしており、それぞれの留学目的としては英語が全く話せない私が今後加速するであろう日本の衰退と英語の重要性向上に伴う時代に対応するため、留学を通して本気で英語を話せるように勉強するというものです。
英語留学中も毎週ブログで起きた出来事や学習していた内容等を記事にしていたのですが、8週分の記事(事前準備記事を含めると9記事)を読み返すのも大変なので、全てを総括した内容を本記事にまとめます。
各週毎の個別記事が読みたいという方は本記事の最後にリンクを載せておきますので、そちらから閲覧いただければと存じます。
さて、ではそろそろ本題に入りたいと思いますが、本記事では私がオーストラリアに2か月間英語留学した結果、伸びた英語力や掛かった費用を紹介するだけでなく、私がオーストラリア留学で感じた様々な出来事を記事にするものです。
単なる英語の伸び云々よりもそのような海外経験をできるのが、日本での語学勉強と違って留学の良いところだと思いますので、もし私の記事を読んでオーストラリア留学に興味が出たという人が居れば嬉しく思います。
目的だった英語力は2カ月の英語留学でどの程度伸びたか
先ず一番の目的であった英語力が2か月間でどの程度伸びたのかをご報告します。
私はフィリピン留学前の英語力は英語が全く話せない状態(正直中学英語も大半分かりません)と最初に紹介しましたが、客観的なレベルとして言うならTOEIC300点以下です。
そのため、日本人で英語留学を考えている人で基本的に私よりも英語ができない人というのは少数であろうと思います。
フィリピン留学の時は現地の英語学校でも入学した初日に英語のレベルテストを受けますが、私は10段階評価の中でギリギリでレベル3(Pre-Elementary)という評価されました(実質ほぼレベル2です)。
そして、三カ月後の最後のレベル確認テストでは、英語の中級者と呼ばれるレベル5(Intermediate)と評価されました。
つまり、私のケースでは3か月間のフィリピン英語留学で小学生レベル(2~3)から英語中級者レベル(5~6)まで上がったということになります。
マレーシアの英語留学ではフィリピンのような実力テストがなかったので、伸びがイマイチ分かりませんが最初から最後まで「Intermediate」向けの授業だったので、そのレベルで評価されていたということでしょう。
ただ、個人的な感想としてはフィリピンの時ほどマレーシアの英語留学では英語力は伸びなかったなという印象が有ります。
そしてその後は今回のオーストラリアに留学した訳ですが、ここでも初回のレベルチェックテストでは「Intermediate」(中級者)で評価されました。
3ヵ国ともで「Intermediate」なので、私のレベルはそれで間違いないのでしょう。
オーストラリアでは最初の1ヵ月は基本英語の授業で次の1ヵ月は発音矯正のクラスを受講しました。
基本英語の授業内容は他の国とほぼ同じと言う感じですが、発音矯正は今まで全く知らなかった英語の知識が増えたので、とても有意義なクラスであったと感じています。
ただ肝心の自分のレベルがどこまで伸びたかと言う点については、マレーシアの時と同じで定期的なレベルテストが無い為、イマイチ分かりませんでした。
マレーシアの時よりは体感でも少し伸びたなと感じていますが、フィリピンの時のような劇的な伸びではなく、非常に緩やかな伸び方ですね。
次はバリ島(インドネシア)に英語留学しますので、その時に最初のレベルチェックテストで「Intermediate」より高く評価されれば、その分の伸びがあったということになると思います。
英語留学に掛かった費用
では次に英語留学に掛かった費用について語りたいと思います。
オーストラリアの学校は金曜日が休みと言うのが一般的のようで、月~木までの授業で合計20時間(1日当たり5時間)の授業でした。
ただ、今回私は風呂トイレ付きの一人部屋にしていたのですが、一般的な留学生はシェアハウスに住むのが一般的ですので、私の費用は他の人より高めの水準になっていると思います。
【オーストラリアのシドニー英語留学2カ月間事前費用】
入学金・学校授業料・滞在費(部屋代):65万4800円
電気代・教材費等の現地予定費用:12万円
海外旅行保険:3万5050円
往復航空券:13万20円
ビザ代:1600円
合計:94万1470円
※フィリピンは3ヵ月間の合計で「112万9310円」 、マレーシアは2ヵ月間の合計で「49万5449円」
基本的には準備編で述べた費用に加えて、現地で掛かった費用を上乗せした形です。
現地で掛かった費用は若干アバウトですが12万円だけです。フィリピンと違って3食出る訳でもなく毎回自費で食事をする必要が有りますが、それを踏まえてもこの費用で済みました。
観光は最初の4週目くらいまでは結構回っていましたが、それ以降はほとんど行かずに食事もベーカリーやインスタントラーメンや冷凍食品が中心だったため、この費用で済んだのだと思います。
特に食事はレストランやカフェなどに頻繁に行くと、物価の高さにより高額となりますので、人に依っては食費が私の数倍はいったりすると思います。
そういった物価の高さにビビッてかなり貧相な食生活になっていたことから、マレーシアとほぼ大差ない費用になったのでしょう。。。
実際シドニーに留学していた日本人で毎日クラブに行って遊んでいたりする人も大勢居ましたが、そのレベルだとこの費用では絶対に収まらないと思います。
しかし、ここまで節約しても、同じ一人部屋で授業時間も大差なく、授業内容もグループレッスンだけというマレーシアと全く同じ条件にも関わらず、費用は倍近い水準になっていますね。
こういったことから分かるようにオーストラリア留学は物価が高すぎて、「英語を伸ばす」という目的に対しての費用対効果はあまり高いとは言えない国だと思います。
英語学校について
オーストラリアの英語学校は日本の学校とほぼ同じような感じです。
ビルの中に通う英語学校が入っていて、ビルの内装や部屋の内装は日本のビルの内装と全く変わらないです。
教室は20人程度が入れる程度の部屋で2人用デスクが複数個並べられていて、そこに各々の生徒は着席して授業を受けることとなります。
入学初日にレベルテストを必ず受ける必要が有り、その結果でクラスの割り振りが決められるので、全く英語が喋れないという人でも基本的には問題ありません。
ビル自体はそれなりに年数が経っていそうな外観でしたけど、内装はフィリピンみたいな不衛生さは感じません。
授業内容は当たり前ですがグループレッスン形式でマレーシアと同じ感じで進みます。
マレーシアとの授業の違いを挙げるのであれば、「教師がネイティブ」「生徒が多国籍」「ゲーム形式の授業が多い」という部分でしょうか。
教師は現地のオーストラリア人は勿論のこと、イギリス等の他の英語圏から来ている人達も大勢いるので、ネイティブから直接英語を教わりたい!という人には良い場所でしょう。
生徒も南米やアジア圏の人達を中心に多国籍であり、外国人の友達を作りたいという目的もあるのであれば理想的な環境と言えます。
後は授業内容もマレーシアは教科書に沿った内容が多かったのですが、オーストラリアではパズルや迷路、双六やクイズ形式のゲーム等バラエティに富んでおり、総じて退屈しないような内容となっていました。
フィリピンやマレーシア英語留学とオーストラリア留学の違いやメリットデメリットを比較
私が感じたフィリピン(セブ島)、マレーシア(クアラルンプール)、オーストラリア(シドニー)英語留学のそれぞれの違いと、メリットデメリットをまとめたいと思います。
【フィリピン英語留学とマレーシア英語留学比較(独断と偏見)】
英語力の伸び : フィリピン >> オーストラリア > マレーシア
授業の難易度 : フィリピン >> オーストラリア > マレーシア (フィリピンの方が易しい)
先生の雰囲気 : オーストラリア >= フィリピン > マレーシア
暮らしやすさ : マレーシア >> オーストラリア > フィリピン
留学時の費用 : オーストラリア >> フィリピン > マレーシア (オーストラリアが高い)
結論としては上記の比較結果が全てとなります。
「英語力の伸び」については、マンツーマンであるフィリピン英語留学は極めて有効で、初心者から中級者以上でもほぼ確実に英語力が伸ばせると思います。
マレーシアとオーストラリアは同じグループレッスン形式ですが、やはりネイティブの国だけあって授業の分かりやすさや伸びやすさはオーストラリアが上ですね。
「授業の難易度」についてはフィリピンが一番簡単(授業として上)という意味で矢印を向けています。当然マンツーマンであることと、マレーシア生徒のような強い訛りと会話する必要も無い為です。
オーストラリアとマレーシアの難易度も先生の上手さや生徒の発音もオーストラリアの方が上ですね。と言うかマレーシア生徒の英語は本当に訛り強すぎて分からないです。
「先生の雰囲気」についてはオーストラリアの先生が一番フレンドリーかつ、ウィットに富んだジョークを交えながらゲームをしたりしていて、とても楽しい雰囲気になっていました。
フィリピン人の先生は良くも悪くも物凄いフレンドリー(考え無しみたいな傾向もある)で、マレーシアは明るい雰囲気だけど業務的な印象を受けました。どちらが良いかは人次第かもしれません。
「暮らしやすさ」は物価、治安、利便性の面で断トツでマレーシアが上です。フィリピンは発展途上感が強く生活が若干不便ですが、マレーシアに関しては日本に居るのとほぼ変わらない生活が出来ます。
オーストラリアは洋風の街並みであって日本人からすると少しとっつきにくい感じが有るのと、物価が高すぎて色々制限が出来てしまうという問題が挙げられます。
「留学時の費用」は当たり前ですがオーストラリアが断トツです。フィリピンの時はマンツーマンで五つ星ホテルに滞在していたにもかかわらず、同じ期間であればオーストラリアの方が高いです。
フィリピンとマレーシアは物価的には大差ありませんが、授業内容がフィリピンはマンツーマンのため高くなりますね。
上記をまとめると、「日本人に多い英語が全く話せないというレベルの初心者」であればフィリピン一択で変わりないですね。
現地で働きたいとか多国籍の友達を作りたいとかの「英語以外の目的」が多数ある人であれば、オーストラリアが良いでしょう。
ある程度のレベルが有り、暮らしの快適さやマレーシアの文化等に興味があるという場合、もしくは単純にもっとコストを安くしたいという場合は、マレーシアも有りだとは思います。
この3国以外でも各国に英語留学する場合はそれぞれの国と学校の特徴を事前に理解しておくことが大切だと思います。
日常生活について
私がオーストラリアでの日常生活において経験した色々なことをまとめます。
オーストラリアに向かう時の機内にて
オーストラリアには日本航空(JAL)の飛行機で行きました(約10時間のフライト)。
マレーシアに行くときに利用した格安航空会社と違って設備が色々充実していて、機内は快適でしたね。まぁ、その分高いのでどっちが良いとかは無いのですが。
特に格安航空には無い座席のモニターで映画等を見れるので、10時間の暇つぶしには最適です。電子書籍機能もあったのでどんな書籍が見れるのか気になって見てみると・・・。
漫画のラインナップが謎過ぎました。サンデーの人気(?)の漫画を見れるようにしたという感じでしょうか?しかも、どれも1巻から3巻までしかないうえに、画面の文字が小さすぎて漫画として読むのは苦痛なレベルです。
この機能考えた人は取り扱っている種類や読みやすさ等に疑問を持たなかったのでしょうか。。。いずれにせよJALの電子書籍は無いものと考える方が良いでしょう。
そして私の場合は夜の7時に出発して、次の日の早朝6時くらいに着くフライトだったのですが、機内食は夜と朝で2度ありました。夕食は9時30分くらいで朝食は3時30分くらいに出てきましたね。
上が夕食で普通に美味しかったです。やはりこういうクオリティは格安航空とは一味違いますね。
上が朝食ですがこちらも中々でした。朝食時間が早すぎるのでそんなにお腹は減ってなかったんですけどね。そして朝食を食べ終われば後は1時間30分程度でシドニーに着きました。
まぁ、暇つぶし云々言いましたが、私は夜の出発もあってフライト時間の大半を寝て過ごしていましたが・・・。
オーストラリアの宿泊先に到着
シドニーの空港に着いたら、エージェントが手配してくれた迎えの人に連れられて宿泊先まで行きました。
迎えの人と合流するのに色々あって1時間以上掛かったのですが、まぁこういうのは留学のつきものでしょう。
オーストラリア留学は物価が非常に高いこともあり、基本的にホームステイやシェアハウスに住むのが一般的ですが、私はバストイレ付きの完全一人部屋に滞在します。
他の国の時もそうでしたけど、ぶっちゃけ完全な他人と共同生活は間違いなくストレスが溜まり過ぎるので私には無理ですね。その分滞在に関わるコストは上がりますが、必要経費と考えています。
滞在先は学生寮ですが、実際寮と言うよりは借り上げのアパートと言う感じで、基本的に他の寮生とは一切関わりません。
こんな感じで滞在先の部屋はとても綺麗で何より設備品が充実しており、洗濯機、冷蔵庫、電子レンジ、テレビ等今までの滞在先で最も快適な暮らしが出来ました。
ただ、一点大問題が発生しました。
今のシドニーは秋(ほぼ冬)で滅茶苦茶寒い(到着時の気温は7度)のですが、この寮のエアコンが壊れていて部屋の温度がほぼ外気と変わらず、激寒だったということです。
エージェントにすぐ連絡しましたが、部屋に変わりの暖房器具(小さいヒーター)が設置されたのは、滞在5日目でした。
つまり4日間激寒の中暮らしていた訳ですが、これ耐性の低い人だと間違いなく風邪を引いています。私も多少体調は悪くなりましたが、大きく崩すほどではありませんでした。
日本なら即対応してくれそうなものでも、オーストラリアではここまで対応が遅い(サービスが悪い)と言うのは印象的なことでした。
他にも暮らしている最中に色々感じましたが、オーストラリアはサービスの質が全体的に低めです。そして値段は日本の倍以上します。
なので、オーストラリアで色々遊んだり、買ったりするのはかなり費用対効果が悪いなと感じています。
ちなみに設置してもらったヒーターも出力が弱くて、無いよりはマシですが部屋全体は依然として少し寒いレベルです。なので私は部屋でも常にコートを着て過ごしていました。。。
オーストラリアの学校について
オーストラリアの学校は月曜日~木曜日までが授業です。
私もこっちに来てから知って驚いたのですが、金曜日は基本的に授業は休みで自由参加のアクティビティがあります。
月曜日~木曜日は朝の9時から午後3時まで授業で昼休憩は40分くらいですね。多分バイトしながら通っている人が多いから、早めの時間帯で終わるのでしょうね。
最初の月曜日は午前中に簡単なオリエンテーションとテストが有り、そのテストの結果で自分がどのレベルの授業に参加するのかが決まります。
まぁ、事前にコース(私は基本英語と発音矯正)の希望は出しているので、そのコース内でのレベル分けと言うことになるでしょうか。
私のレベルはテストの結果、「intermediate(中級者)」で評価されました。今までの滞在先と同じですね。ただ、英語ネイティブの国でも中級者として評価されるのは少し嬉しく思いました。
人によっては東南アジア(フィリピンやマレーシア)で英語勉強しても意味ない等と言う人も居ますが、大きく意味があったとネイティブの国(オーストラリア)で証明された訳ですからね。
授業内容は普通にグループレッスンですが、周りの生徒も様々な国籍の人が多く良い刺激になります。
学校に通っていて感じたのは日本人の人達が日本人同士で固まっていて、母国語禁止の学校内でずっと日本語で喋り続けている様子を至る所で見ることです。
他の国の人達も多少そういう姿は見ますが、日本人はちょっと異常なレベルで多いです。次いで韓国人達でしょうか。
日本人は全体的に若い人(学生か大学卒業したての人達?)が多いのもあるのでしょうが、他国(オーストラリア)に来て明確に学校がルールを敷いているのに、それを守らないのは流石に見ていて情けなくなります。
後はグループレッスンの授業中も日本人、と言うかアジア人が自体があんまり積極的に発言しないですね。
逆に南米や欧州から来ている人達は煩いレベルで積極的に発言しています。そういう人達は既にそれなりに会話が成り立つレベルで英語が話せているので、やはり積極性と言うのは大きいのでしょうね。
授業内容自体はマレーシアと大差ありませんが、こういう色々な国籍の人が居る故の光景が見れるのは良い経験になりますね。マレーシアはマレーシア人ばかりでしたし。。。
シドニーの街並み
シドニーは日本や東南アジアの首都で良く見るビル乱立と違って、歴史的な建築物と近代的な建築物、そして自然が融合したような街並みです。
シドニーを歩き回ると、伝統的なレンガで出来た建物が非常に多く、ビル等は景観を壊さないよう配慮されて建てられているように感じます。
そして自然を多く残した公園も色んな場所にあり、時間がゆっくり流れているような感覚になります。
日本や東南アジアの首都は歴史的な建築物は観光地だけに見られて、それ以外の場所にはビルを乱立して自然も景観も台無しになっていますが、そういうのとは全く違います。
自国の自然や伝統文化を大切にしながら、近代的な文化や仕組みも取り入れていく。こういう姿が本当の先進国なのかと感じました。
ただ、日本や東南アジアは便利な施設が中枢部に固まっていて、そこに行けば大体のことは出来るし買えるという、合理的な街と言えますが、シドニーは違います。
色んな施設やレストランが点在していて、欲しいものや食べたいものがある時は、歩き回る必要が有り非常に不便です。
街として利便性と自然や文化との共生は結局トレードオフなのでしょうね。どちらが良いかは人に依るとしか言えませんが、日本はせっかく独特な文化を持った国なのに、ビル乱立は単純に勿体無いと感じてしまいますね。
シドニーのバス
私は学校に通うために毎日シドニー内のバスを利用していました。
シドニーは日本ほど電車が便利ではなく、カバーされてない範囲が結構広いです。と言うか止まる駅が少ないんですよね。
そのため、私の寮みたいな微妙な位置にある滞在先から学校へはバスを利用することになります。
シドニーのバスも日本と大差はありませんが、基本的には交通系ICカード(日本で言うsuica)が必須です。こちらではOpalカードと言うカードを最初に買っておく必要が有ります。
バスは上の写真みたいな感じでバスの上部と側部に番号が書いてあるので、事前にどの番号のバスがどこに行くかをネットで調べておいて、乗る必要が有ります。
乗る時は軽く手を挙げて止める必要が有るらしいですが、私の使っているバス停は利用者もそれなりに居るのでバスは毎回必ず止まってくれます。
上がバスの時刻表です。分かりづらいですが、どの時間にどの番号のバスが来るかが掛かれています。こういうのを見れば分かると思いますが、どの番号がどこに行くかは一切書かれていないので、必ず事前に調べておく必要が有ります。
そして上の画像がOpalカードです。バスに乗る時は前の入り口(運転手側の入り口)でこれをタッチして、出るときはバスの中央部の入り口から再度タッチして出る必要が有ります。
もし、出るときのタッチを忘れると、終点までの運賃が引かれるので出るときのタッチを忘れるとかなり痛いです。
私の住んでいる寮から学校の最寄バス停までは約35分~40分で、運賃は3ドルちょっと(300円くらい)です。
そんなに高い訳ではないのですが、毎日通学に往復600円かかるのは地味に財布に響きますね。
オーストラリアでの食事
シドニーの外食は日本と比べて2倍程度が相場となり、極めて高いです。
私がシドニーに来て一番驚いたのは、オーストラリアの外食費用ですね。元々多少高めと言うのは聞いていたのですが、流石にここまで高いとは思いませんでした。
オーストラリアドルと日本円のレートは現地で交換した感じだと、手数料諸々全て引かれて95円程度でした。もっとレートの良いところが無いか探しているのですが。。。
なので、分かりやすく1ドル=100円程度で費用を考えていきたいと思います。
先ず、オーストラリアの食事はファーストフード店のセットメニューで10ドル前後(1000円前後)、ローカルレストランで15ドル前後(1500円前後)、普通のレストランで20ドル前後(2000円前後)です。
上が普通のレストランのメニューですが、KIDS SETですら15ドル(1500円前後)なのが分かりますね。これは決して高いメニューではなく、一般的な価格帯のメニューです。
上がシドニーの安めの回転寿司ですが、一番安い皿が3ドル(300円)です。日本なら一番安い皿は100円のところが多いので、やはりかなり高いのが分かるかと思います。
普通の人がお腹を膨らませるには6皿~7皿程度かなと思うと、どれだけ安いものを食べても20ドル(2000円)を余裕で超えてくるのが分かると思います。
上がマクドナルドのビッグマックセットですが、値段は11ドル(1100円前後)です。
オーストラリアだから欧米基準で大きいハンバーガーかと思いきや、大きさは日本と同じ程度ですね。
肝心のレストラン等の味も日本と比べて特段美味しいという訳でもなく、むしろ私は日本の方がクオリティが高いと感じました。
そういう訳でオーストラリアの外食は日本と比べて2倍程度が一般的ですが、クオリティは日本と同じか低い程度なので、オーストラリアで外食は無駄以外の何物でもありません。
安く食事を済ませようと思うなら、ほとんど人が自炊一択になります。
私は自炊が面倒なのでパン(一個200円程度)を買ったり、カップラーメンを食べたり、朝にオートミールを食べたりしています。
いずれにせよオーストラリアに滞在を予定している人は、食事をどうするかは事前に計画しておかないと、思わぬコストで留学が失敗するかもしれませんね。
ちなみに両替のレートは以下のツイートのように、キャッシングを活用することで良レートで交換できますので、オーストラリアに行く前に必ずクレジットカードを作って持って行きましょう。
シドニーで日本円を現地の両替所で交換するとレートは「1ドル95円程度」のゴミレートだけど、クレジットカードのキャッシングだと「1ドル76円程度」の超優良レート
— 雑魚トレ君 (@zakotorekun) July 17, 2019
なので、シドニーに行く場合は現金を持って行くより、現地のATMでVISAカード等のクレカ使ってキャッシングする方がお勧めです
オペラハウスとハーバーブリッジ
シドニーと言えば、「オペラハウス」と「ハーバーブリッジ」が最大の観光地でしょう。
という訳で最初の週の金曜日は学校のアクティビティには参加せず、オペラハウスに行ってきました。
本当は夜に行く方がライトアップされていて綺麗らしいですが、夜はあんまり出歩きたく無いので昼に行きました。
オペラハウス横の海沿いには食事のできるテラス席が有るので、近くの景色を楽しめます。
オペラハウスからはハーバーブリッジも綺麗に見えるので、絶好のインスタ映えスポットです。
実際観光客も非常に多く、オペラハウスがシドニーで一番の観光地であることは疑いようがないでしょうね。
ツアーに申し込めば中にも入れるらしいですが、高額なのでイマイチなんですよね。私は今回外周を見て回っただけです。
確かに立派な建物だなとは感じるもののツアーを組んでも、基本的には見て回るだけなのであんまり面白いという場所ではありませんね。
でもシドニーに来たなら間違いなく一度は行った方が良いでしょう。
シドニー王立植物園
オペラハウスの横にはシドニー王立植物園という大きな公園が広がっています。
非常に大きな公園で歩いて横切るのに30分程度は掛かりました。オペラハウスからも公園の入り口が見えるので人も多いです。
観光客はオペラハウスを見た後にこっちも見ていくという感じでしょうか。現地の人は憩いの場として利用しているようで、ベンチに座って寛いでいる人が大勢いました。
ランニングルートとしても使われているようで、非常に多くの人達が公園の外周を走っていました。皇居ランナーみたいなものですかね。
上の写真を見ても分かる通り、非常に綺麗で自然豊かな公園です。都会にこういう大きな自然公園があるのは凄いですね。日本の名古屋市から送られたという灯篭もありましたよ。
池の水はあんまり綺麗じゃないな~と見ていたら、謎の黒くて長い魚が泳いでいるので何だろうと思って周りを探したら、近くの看板にeel(ウナギ)と書かれていました。
日本だと池には鯉が定番ですが、オーストラリアはウナギなんですかね。
池の周りには鳥も一杯いました。結構大型の鳥も当たり前のように歩いていましたね。
面白かったのは池を泳いでいる鳥が、ウナギにちょっかい掛けられて逃げ回っていたことでしょうか。逆じゃないんかいって脳内で突っ込んでいました。
公園の東側最北端には「ミセス・マクアリーの椅子」という観光スポットが有ります。石で作られたベンチですが色々歴史があるようです。
とはいえ、この椅子自体は観光地としては微妙ですが、この椅子の近くからオペラハウスとハーバーブリッジが非常に良く見えるので、そういう意味で素晴らしい観光スポットになっています。
王立植物園はこんな感じで非常に綺麗な場所なので、オペラハウスに寄った際はついでに寄ってみるときっと満足できる場所だと思います。
シドニー美術館
シドニーの色んな博物館や美術館に行ってみました。シドニー博物館はオーストラリアの歴史物が展示されている場所です。
オーストラリアの歴史はそんなに詳しくないのですが、元々の先住民の話からイギリスの統治、そして近世までの歴史が詳細に書かれていました。
歴史に興味が有る人であれば行って損はないでしょうが、興味が無ければふーんで終わりそうな場所ですね(博物館自体そういうものですが)。
入館料は15ドル(約1500円)ですが、学生なら割引が効いて12ドル(約1200円)になります。
館内は3階までしかなく、それぞれの階も大して広くないので、全てを見回るのは30分くらいです。
ただ、オーストラリアの歴史を映画形式で上映している所もあるので、それを全て見るなら1時間30分くらいは必要ですかね。
ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館
同じくシドニーの街中にあるのが「ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館」です。
この美術館は非常に広く、かつ数多くの展示物がある美術館です。中にはレストラン等も入っていて、ここだけで1日潰すことも出来るだろうなという場所です。
飾ってある美術品もどれも本でしか見たことないような西洋の美術品や絵画と言った感じで、とても芸術的というか品のある展示物だと感じました。
中には近代的な芸術要素を持たせた展示品や非常に巨大な絵画等もあり、退屈しない非常に数多くの展示品が有りました。
一部の場所には他国の古典絵画や展示物がありました。日本の展示物があった所を見回ると日本伝統の部屋(畳や障子)などが飾られていました。
日本だと一般的な古い畳の部屋はオーストラリアの価値観だと芸術品と言う扱いみたいですね。
他にも日本の絵画としては浮世絵が多数展示されていました。どうやら日本の絵画=浮世絵みたいな扱いは世界共通の認識みたいです。
一部の階層には非常に前衛的な展示品もありました。有名な人の作品なのか私には判別付きませんが、伝統的な展示品から近代的な展示品、そして前衛的な展示品と取り扱っている展示品の多様さはとても印象的な場所です。
そして素晴らしいことに、この美術館の入館料は無料です。
レストラン代は当然有料ですが、基本無料でここまで数多くの展示物が見られる場所は数少ないと思いますので、シドニーに来た際は必ず寄った方が良いであろうお勧めスポットです。
ANZAC戦争記念館
博物館の中には「ANZAC戦争記念館」という、戦争関連に特化した博物館もありました。
ANZAC戦争記念館には第二次世界大戦含めて、オーストラリアの大きな戦いの歴史が解説されていました。
とは言え、他の博物館に比べて展示量はそれほどでもないので、戦争関連の歴史に興味があれば行ってみるというレベルで良いかと思います。
ここも入館料は無料で、市街地の公園内にあるので比較的行きやすい場所だと思います。
もし、戦争の歴史に興味があれば行ってみても良いかもしれません。
セント・メアリー大聖堂
シドニー内で一番大きい教会と言えば、「セント・メアリー大聖堂」です。
とても大きくて綺麗な教会で宗教に興味が無くても行ってみると楽しめる場所だと思います。
良くフィクションの世界で出てくる大きな教会(大聖堂)のお手本のような外観と内装で見ていて面白い場所でした。
歴史的な建物なので外壁は老朽化している部分も見られますが、それを踏まえても綺麗に中も外も整えられています。
教会としては大きいですが、博物館などのように多数の展示物が有るという訳でもないので、見て回るのにも30分掛からないと思います。
当然ただの教会なので入館料等もありません。お土産屋が入っていたのでお金を使うとしたらそこくらいでしょうか。
ここもかなり特徴的な場所なので、シドニーに来た際には必ず寄った方が良いお勧めスポットですね。
フェリー(サーキュラー・キー)
サーキュラー・キーという港からシドニー名物のフェリーに乗ってみました。
サーキュラー・キーはシドニーの交通の要所でフェリーだけでなく、鉄道やバスの接続拠点にもなっています。
位置としてもオペラハウスやハーバーブリッジに近く、シドニーの中心地からタロンガ動物園などのハーバーブリッジの先にある場所へ、橋を利用するよりも早く簡単に行くことが出来ます。
フェリーはシドニーの一般的な移動方法で多くの人がこのサーキュラー・キーから利用しています。シドニーに来たら必ず一度は乗った方が良いと思います。
画像で見ると分かりますがフェリーは大きいです。見た感じ100人以上は乗っていたように思いますが、どれくらいが最大乗客数はちょっと分かりません。
時間間隔としても大体20分に一本はタロンガ動物園行のフェリーが出ている感じで、一本乗り過ごしても特に気にする必要はないくらい本数が出ています。
後は乗ってみると分かりますが、フェリーは結構な時速が出ています。風を切って走るので夏とかだと心地よいかもしれません。冬はかなり寒いですけど。
タロンガ動物園
シドニーで有名な動物園であるタロンガ動物園に行ってみました。
オーストラリアと言えば多くの自然と野生動物が多く残っている国なので、動物園には留学前から行ってみたいと思っていました。
タロンガ動物園の最寄港には上で書いたサーキュラー・キーからフェリーで15分程度で行けます。
そこから「スカイサファリ」というゴンドラに乗って入り口まで行くか、バスで入り口まで行くかという形になります。スカイサファリは動物園を一望出来るスポットです。
どちらも5分程度の距離なのですが、「スカイサファリ」の方は休日だと長蛇の列が出来ていたので行きはバスで行く方が良いと思います。帰りにゴンドラに乗れば景色も楽しめます。
そしてタロンガ動物園の入り口に到着すれば、先ず驚くのはその入園料の高さでしょう。私の時は大人一人47ドル(約4000円)でした。
上野動物園が大人一人600円ということを踏まえると、物価の差以上に動物園の入園料が高いのが分かります。それでも休日はたくさんの人で賑わっていました。
入り口を越えるとお土産屋や動物園全体のマップがあります。私は本場のコアラとカンガルーが見たかったので、そっち方面へ先に行きました。
写真だととても分かりづらいですが、上がコアラとカンガルーです。両方ともサービス精神皆無で木の分かりにくい所で寝ていたり、人通りから離れた場所で日向ぼっこしていたりしていました。
野生動物らしいと言えばらしいですけど、良く動きが見えなかったので若干残念でしたね。
動物園について詳細に語ろうと思えば色々あるのですが、ぶっちゃけ日本の動物園と大差ないので、他の動物園を見たことが有る人にとっては新しさはあまりありません。
爬虫類コーナーや大型の動物コーナー、鳥類コーナー、そしてアシカショーという普通のラインナップです。アシカショーに関しては少し新しい発見というか気付きがありましたが。
そしてアシカショー見てて、アシカが英語名でシーライオン(海のライオン)と呼ばれる理由が初めて理解出来ました。これはライオンですね。 pic.twitter.com/KiLOW9gxSM
— 雑魚トレ君 (@zakotorekun) 2019年7月7日
そして、「a kangaroo is in the sky」という謎の̪̪詩がありました。
直訳するとカンガルーは空に居るという意味ですが、その後の詩を読む感じ、家族で一緒に成長していると言っているので、多分環境保護系の詩なのだと思います。
この詩を見たとき私が少し前のツイートでカンガルージャーキーを買ったことを思い出しました。
オーストラリア名物(?)のカンガルージャーキーとクロコダイルジャーキーを買ってみた。カンガルーの方を食べてみたけど、ビーフジャーキーとあんまり変わらないですね pic.twitter.com/TuYtQEtSTh
— 雑魚トレ君 (@zakotorekun) 2019年7月4日
カンガルージャーキー食べながら、こういう詩を飾っている所はオーストラリアらしい(シーシェパード等の過激団体はオーストラリアの団体)なぁと感じるところではありますね。
オーストラリアの食文化
オーストラリアに住んでいて暫くして感じたのは、オーストラリアの伝統料理って何だろうということです。
当たり前ですが、私が今まで留学した国はフィリピンもマレーシアもその国独自の食文化が有り、そういった現地の物を食べるのは楽しみでもありました。
ですが、オーストラリアに来てから街中で見るレストランは、イタリアン、中華、日本食、タイ料理、インド料理、ファーストフードやコーヒーショップ等ばかりで、オーストラリアの伝統料理レストランというのが見当たりません。
調べてみると、オーストラリアはイギリス文化の影響が強く、ほとんど独自の食文化が育っていないということが分かりました。
最もオーストラリアらしい食べ物と言われているのが、パンに塗る「ベジマイト」という発酵食品という時点でお察しです。
そういった自国の食文化が育ってない影響で街中で見るレストランがほとんど外国のものばかりになっているのでしょうが、正直観光と言う目的で考えると少し残念な部分です。
まぁ、外国の料理でも自国独自の肉(オージービーフやカンガルー、エミュー)を使ったりして、独自性が多少出ている部分も有ると言えば有るのですが。。。
現代美術館
シドニー内にある「現代美術館」に行ってきました。
前にも美術館や博物館にはちょくちょく行ってますが、今回は近代美術が色々展示されているという美術館です。
入場料は無料なので気が向いたときにでもフラリと来て見ると良いかもしれません。
展示されているものは何と言うか、現代美術という名の前衛的な作品ばかりで正直私にはほぼ理解できませんでした。
展示されている美術品の数も大して多くなく、30分もあれば十分見て回れる程度の広さです。
入場料無料と合わせても最初に言った通り、過剰な期待はせずに暇なときにでも回ってみる程度の認識で良いと思います。
ストリートマーケット
毎週末にザ・ロックスと呼ばれる地域(ハーバーブリッジ周辺)でストリートマーケットをしているようです。
ストリートマーケットは現地の雰囲気を一番感じられる場所なので、週末に時間が取れれば寄ってみると良いと思います。
写真でも分かると思いますが、私が行ったときは凄い人の数とミュージシャンっぽい人達のライブもやってました。
毎週ここまでしているのかはちょっと分かりませんが、大体こんな感じと言う雰囲気を感じ取って貰えれば。
あと屋台で軽食やら売ってますが、大体12ドル~15ドル前後(1000円~1200円程度)なので結構高いです。
まぁ、これはオーストラリアの物価の問題なので、そういった値段も許容出来るなら行ってみて色々買ってみるのも良いと思います。
カーニバル・スピリット
ストリートマーケットを歩いていると、「カーニバル・スピリット」という大型クルーズ船を見かけました。
遠めの位置から見ても異常に大きな船だなぁと感じましたが、近くによるとそのあまりの大きさに驚きました。
見た印象でも長さは200メートルは超えてそうだなと思っていましたが、調べてみると約300メートルと言う大きさでした。
お手本のような豪華クルーズでお金持ち御用達って感じの船ですが、いずれはこういうクルーズ船で世界一周してみたいですね~。
別に今の資産でもやろうと思えば出来るのですが、流石に唯の消費活動に今はそこまでお金使いたくありませんし。。。
シドニー天文台
シドニーの中心地から少し離れた所にシドニー天文台があります。
この天文台は公園と併設されている施設なので、子供連れの家族などが複数いました。
とは言え、他の観光スポットと比べるとマイナーな場所なのか休日でも人の数はそれほど多くは居ませんでした。
中に入って見た感想としても、日本の天文台等にありそうな展示品と設備だなという印象でオーストラリアの天文台という部分を感じる箇所はあまりありません。
施設としても小さめで、見て回るのに30分は間違いなく掛からないであろうというレベルの広さです。
入場料は無料なのでここも暇なときに気軽に見て回る程度の間隔で良いかなと思います。
タイ料理レストラン
多分オーストラリアのレストランで一番驚くのはタイ料理店が非常に多いことです。
前回の記事でも書きましたが、オーストラリアは独自の食文化はほぼ無いので外国料理のレストランが至る所にあるのですが、その筆頭がタイ料理店です。
何故タイ料理レストランがこんなにオーストラリア内に一杯あるのか正直良く分かりませんが、とりあえず物は試しと言うことで入って見ました。
中央のメイン料理が13ドル程度、右の串が一つ3ドルで計6ドル、左のタイ式紅茶が6ドル、全部の合計が25ドル(2000円程度)です。
やっぱり普通に満足する程度に食べようと思うと大体2000円がシドニーのレストランの相場ですけど、今回は初回と言うことで色々頼んだだけもあるので、真ん中の料理だけなら1000円程度で食べれます。
味も悪くありませんし、店内も綺麗ですし、メイン料理の量も十分(多分日本人からしたら少し多い)ので、やはりネックなのは値段だけですね。
ちなみにオーストラリアのレストランって基本的に一人席は無いのが普通みたいで、複数人で利用する場所っていう認識みたいですね。
一人の場合はカフェに行く感じで、レストランと住み分けているのでしょう。まぁ、私は4人席のテーブルに一人で寛いでいましたが。
カフェもそうでしたけど、オーストラリアの飲食店は伝票などは基本的に置かれてなくて、会計はレジに行ってテーブル番号を伝えることで料金を出してもらえます。
なので、会計に行くときにはテーブル番号を覚えておく方が手間が掛からずに済むみたいです。
ザ・ブルーマウンテンズ
シドニーの中心地から少し離れた場所にある世界遺産「ザ・ブルーマウンテンズ」にも行ってきました。
シドニーの観光名所は大体行きつくした感は有るのですが、「ザ・ブルーマウンテンズ」はオペラハウスと双璧を為すシドニーの観光地でありながら、未だ行ったことが無かったので行ってみました。
ザ・ブルーマウンテンズはシドニー中心地から電車で2時間程度掛かる場所にあります。駅に着いてからもバスで移動する必要もあり、観光地に行くまでに片道2時間30分~3時間程度は見ておく方が無難です。
ザ・ブルーマウンテンズに行って最初に行くべきスポットは、一番有名な「スリーシスターズ」で間違いないでしょう。
一枚目の写真で3つの岩が突き出ている場所がスリーシスターズと呼ばれている岩です。オーストラリアの昔話で美人3姉妹がとある事情で岩に変えられたという伝説が有るらしいです。
このスリーシスターズ付近には広大な山と森が広がっており、自然を楽しみたい人にとっては最高の場所だと思います。
このスリーシスターズから少し東に行った場所には「カトゥーンバ滝」と呼ばれる場所が有ります。
この周辺一帯が自然満載のウォーキングコースが整備されており、景色を楽しみながら気軽にブッシュウォーキングが出来ます。
私が行ったのは日曜日だったのでたくさんの観光客がブッシュウォーキングを楽しんでいました。
画像でも分かるかもしれませんが、観光地の割にこのウォーキングコースはかなり難易度が高いです。距離は長く、足場も悪く、上下の勾配もかなりあり、途中でダウンしている人が大勢居ました。
一度ウォーキングを開始すると、トイレもなく数時間の距離を歩き続ける必要が有るので、これもう少し途中で休憩所みたいの作る方が良いんじゃないのかと思いながら歩きました。
私は山の上からほぼ下りのみの道を歩いて、一番下の画像にあるレインフォレストハウス?と言うウォーキングコースの最端まで行ってから、帰りはロープウェイで登ってきました。
ロープウェイに乗ってみたかったのも有りますが、観光しながらブッシュウォーキングをしていると下りだけでも3時間近く掛かったので、この距離を登って引き返すのは流石にきつかったからです。。。
自然が好きな人なら総じて楽しめる場所だと思いますが、もしブッシュウォーキングを楽しむつもりなら、歩きやすい靴等の十分な備えをしてから行くのが望ましいです。
現地の日本人
シドニーには非常に多くの日本人が居ます。
学校に日本人が多いのは留学生が多いので当たり前ですが、それ以外でもシドニーで街中を歩いているとほぼ確実に日本語で話している人を見かけます。
それもそのはずで外務省が統計を取っている「海外在留邦人数調査統計」という資料によると、オーストラリアは日本人が海外居住先として選んでいる国のランキングで3位です。
1位は当然アメリカで、2位もほぼ当然のことながら近場の大国である中国です。つまりオーストラリアはその2国に次ぐ海外居住先と言うことなので、日本人を多く見かけるのも当然と言えます。
ただ、現地で出会う日本人(ほぼ学校の生徒ですが)は何と言うか、お手本のようなボンボンの若者という印象で正直あまり良い印象は無いですね。
オーストラリアに居て思うけど、日本人で留学に来ている人は比較的かなり若い。ワーホリ利用者が多いから30歳以下が大半なのは当たり前だけど、基本的に20代前半ばかり。しかも現地で働いてない人が大半なのに金使いが荒い。ほぼ全員親の金で留学しているのにそれで良いのか日本人と思ってしまう。
— 雑魚トレ君 (@zakotorekun) July 29, 2019
オーストラリアの物価で色々遊んだりすると日本より遥かにお金かかるので、基本的に外国人で現地で遊んでいる人は現地で働いている人ばかり。でも日本人はこっちで働いてないのに同じようにバーに行ったり、カフェやレストランに行ったりしてて、金銭感覚狂っている人が多過ぎに感じる。
— 雑魚トレ君 (@zakotorekun) July 29, 2019
「朱に交われば赤くなる」ってやつで、周りがやってるから自分も同じようにするのが当たり前って考えになっているのだろうけど、せめて現地で働いてからにすればいいのにね。しかも日本人で「仕事見つかったけど、つまらないから一日でバックレたw」と笑いあってる人も居て、日本人の残念さが際立つ
— 雑魚トレ君 (@zakotorekun) July 29, 2019
日本でやりたいことないからオーストラリアに留学したと言ってる人達に結構会うけど、そんな理由でポンと数百万円出してくれる親が居る時点でかなり勝ち組だよなぁ
昔は留学って大変な事だと思ってたけど、実際にしてみると現地に居る人達の想像以上の残念さにただただ驚く
— 雑魚トレ君 (@zakotorekun) July 31, 2019
基本的にほぼ全員が親の金で留学しているのに学校よりも遊びを優先していたり、オーストラリアの物価でお金使いまくってて何だかなぁという感じです(本人達曰く経験が積めている!らしいです)。
前でも書きましたが、オーストラリアで普通のレストラン(下のようなタイ料理屋等)に入ると大体1500円~2000円程度掛かるのが一般的で日本と比べると非常に高いです。
レッドブルも3.5ドル(約300円)と飲料等やその他の食品等も基本的には日本の1.5倍程度で値段が設定されています。
オーストラリアは働ければとても高い時給(アルバイトでも6時間働いて1万円を普通に超えたりします)なので、別にその物価水準でも普通に生活出来ますが、何故かほとんどの日本人は働いてすらいません。
話を聞いた感じだと、仕事を探しては居るけど上手く見つからないという人が圧倒的多数でした。いや留学前にそういうの事前に調べたり準備したりしないの?って突っ込みたくなりましたが。。。
勿論全ての日本人留学生がそうではないと思いますが、割合的には7割以上が上のような感じの人達という印象です。
私は今まで海外留学する人は海外でしか学べないような新しいことに興味が有ったり、新天地で挑戦したい等の「強い思い」が有って行っているものだと思っていましたが、現地の人にそういうタイプはほぼ皆無でした。
どちらかと言うと特にやりたいこともなく、日本で普通に働くのがただ何となく嫌みたいな抽象的な理由(自分探しに近い?)がほとんどのようでした。
まぁ、そういう理由で留学費用を出してくれる親が居ることを踏まえるとかなり裕福な層なのでしょうが、多分そういうマインドだと日本だろうが海外だろうが結局何も上手くいかないんじゃないかなと感じました。
とは言え所詮他人のことなので私はそれ以上特に踏み込む気もありません。私の結論としては留学は自分次第でしかないんだろうなということです。
要は留学しているから能力が高いとか意思が強いとかは一切因果関係ないことが良く理解出来ました。
パン屋(ベーカリー)
シドニーにはインフラと言えるレベルでパン屋(ベーカリー)がどこにでもあります。
オーストラリアは物価が非常に高く、レストランに入れば日本の2倍程度の値段設定となっていますが、何故かパン屋(英語圏ではベーカリー)は非常に安く、日本と同じくらいか少し安い程度の価格設定です。
上が良く街にあるようなベーカリーです。街の中心部だと単なるベーカリーよりもカフェを兼ねているお店の方が多いですね。
上がベーカリーで売っているパンです。日本よりも無骨な印象のパンが多いですが、味はほとんど変わらないどころか美味しいと感じるくらいです。
上のピザパンや下のアップルパイが2.5ドル(約200円)で、右上のミートパイが3.5ドル(約280円)です。一つ一つのサイズが大きく、一個でもそれなりにお腹一杯になります。
特にピザパンは安すぎではと感じますね。日本なら300円以上しそうなボリュームとトッピング量ですし。
こんな感じでオーストラリアには日本の牛丼屋みたいに安く手軽に食べられる料理屋はありませんが、その代替となっているのがベーカリーの安いパン類って感じです(節約したい人は自炊かパンになりますね)。
ちなみに上が一般的なカフェです。ぶっちゃけカフェは日本と大差ないですが、値段は上で20ドル(約1600円)はします。
カフェでも持ち帰りするタイプのパン類は安いものが多かったりするので、そういうのを選んで買えば結構安く済むんですけどね。
更に余談ですが、オーストラリアのコンビニの商品は高めで、ピザパンと同じくらいのサイズのサンドイッチが7ドル(約560円)だったりします(しかもベーカリーより不味い)。
お土産
シドニーから帰国する前にお土産をスーパーに買いに行きました。
事前にネットで調べてみたんですが、オーストラリアのお土産ってあんまり面白いものが出てこないんですよね。
とりあえず近場のスーパーに行って(お土産屋は値段が高いうえに品揃えもスーパーと大差ない)色々見繕ってみました。
上の画像が購入したお土産ですが、カンガルーとクロコダイルの「ジャーキー」が一番オーストラリアらしいと言えるものでしょうか。
後は「マカダミアナッツ」も有名と言うことで、クッキーとそのままのナッツを買ってみました。それ以外だとオーストラリアの有名お菓子である「Tim Tam」も買ってみました。
その程度で良いかなと思いましたが、一応追加で有名らしいお菓子「ベイロンクッキー」とフルーツ風味のお菓子も買ってみました。
本当はもっと色々買いたいですが、帰りの荷物が元々結構ギリギリなのでこの程度で終わらせました。
総じてオーストラリアはあんまり食文化が発展していないので、食べ物のお土産はイマイチパッとしないものが多いです。
まとめ
如何でしたでしょうか。私が滞在中に記事にしていた内容をすべて総括した記事です。
オーストラリアへの留学はフィリピン、マレーシアに続いて3度目だったこともあり、もう慣れたようなものでしたね。
シドニーは都会なのは間違いないのですが、日本やクアラルンプールの都会感とは少し違う感じが強く、人に依っては最初は結構戸惑うかもしれませんね。
また、ネイティブの国だけあって街中でも英語の勉強が出来るのは貴重な経験でした。
英語で道を尋ねられることも2度ほどありましたが、特に問題なく受け答えも出来ましたし、英語の対応力はかなり上がっていると感じています。
各留学の違いは本記事でも書いている通りですが、どうしてもオーストラリアはコスト面の問題が大きく、仕事を早期に得るということが出来なければ、長期の滞在は不可能でしょう。
仕事を仮に見つけても滞在費を賄うためには学校後に5時間程度は働く必要が有り、現地で働いている人は毎日みんな眠そうでした(深夜に仕事が終わる人ばかり)。
日本人は親の金で留学している人がほとんどでそういう他国の頑張っている人達を見ながら、毎日クラブや遊びに行っていて残念感が際立っていたのも印象的でしたね。
まぁ、私の英語学習には直接関係しないので特段気にはしていないのですが、留学経験のある人達に今後会った時には週何時間現地でどのような仕事をしていたのか尋ねてみると、相手が遊んでいたのかどうか簡単にチェック出来るなと思いました。
そして次は遂に最後の留学予定国である、バリ島(インドネシア)に留学します。
そちらでの滞在中も同じように記事にしたいと思いますので、興味があれば閲覧いただければと思います。
オーストラリア滞在中に書いていた記事
私がオーストラリア滞在中に書いていた実際の記事は以下のものです。
今回の記事よりもより詳細に書かれている部分があったりしますので、もしこの記事よりも詳しく知りたいという人は閲覧いただけると色々分かることがあるかと思います。
【準備編】初めてのオーストラリア(シドニー)英語留学2カ月 ~本気で英語を学ぶ~
【滞在編】初めてのオーストラリア(シドニー)英語留学2カ月(1週目) ~本気で英語を学ぶ~
【滞在編】初めてのオーストラリア(シドニー)英語留学2カ月(2週目) ~本気で英語を学ぶ~
【滞在編】初めてのオーストラリア(シドニー)英語留学2カ月(3週目) ~本気で英語を学ぶ~
【滞在編】初めてのオーストラリア(シドニー)英語留学2カ月(4週目) ~本気で英語を学ぶ~
【滞在編】初めてのオーストラリア(シドニー)英語留学2カ月(5週目) ~本気で英語を学ぶ~
【滞在編】初めてのオーストラリア(シドニー)英語留学2カ月(6週目) ~本気で英語を学ぶ~
【滞在編】初めてのオーストラリア(シドニー)英語留学2カ月(7週目) ~本気で英語を学ぶ~
【滞在編】初めてのオーストラリア(シドニー)英語留学2カ月(8週目) ~本気で英語を学ぶ~