【滞在編】初めてのマレーシア(クアラルンプール)英語留学2カ月(1週目) ~本気で英語を学ぶ~
目次
マレーシアのクアラルンプールに2カ月間英語留学(1週目)
本記事は元々英語が一切喋れない日本人であった私が英語留学をしてみて、実際に現地でどのようなことをしたのか、そして結果として英語はどの程度出来るようになったのかという実体験を記事にしていくものです。
以前まではフィリピンのセブ島に3ヵ月間留学しており、今はマレーシアで英語留学を2カ月間行っています。
今回の記事はマレーシアに英語留学をして「1週目」に起きたイベントや学習した内容等をまとめたいと思います。
ちなみに前回の記事は以下を閲覧ください。
発生したイベント等
この章では該当期間で発生したイベント等の特記事項をまとめたいと思います。
クアラルンプールに到着
クアラルンプールは私が想像していた以上に都会感のある街並みでした。
私は今までマレーシアに来たことが無かったので、漠然とフィリピンよりも少し上程度の発展途上国なんだろうなという認識で居ました。
ですが、いざクアラルンプールに着いてみると想像していた街並みとは大きく違い、フィリピンのセブ島とは比較にならないくらい発展していました。
着いた時の空港は綺麗ですし、空港からレジデンスに向かうまでの道は綺麗に整備されていて、有料改札等も日本と同等レベルで機能していて、街も高層ビルが立ち並んでいて、路上も綺麗に清掃されており、道行く人達も綺麗でフォーマルな格好をしている人が多く、電車の本数も多く、正直東京と比べても大差はありません。
まぁ、気軽に入れるファーストフード店等が少なかったり、水道水も飲めなかったり(ほとんどの海外で飲めませんが)、電車の停車駅数も東京ほどではない(東京が多過ぎだとも言えますが)等、細かい点を見ていくと未だ東京に及んでいない部分も有りますが、それを踏まえてもかなり近い水準まで来ていると感じます。
東南アジアは発展途上国という先入観が私の中に結構ありましたが、クアラルンプールに関しては正直発展途上国感は一切ありません。日本とほとんど変わらない生活を送ることが出来ると思います。
クアラルンプールの滞在先
私はこの2カ月間は学校が提携している、クアラルンプールの外部レジデンスに滞在することとなっています。
フィリピンの時は寮が好きではなかったのでホテル住まいでしたが、クアラルンプールはフィリピンよりはずっと綺麗だと聞いていたのでレジデンスに宿泊することにしていました。
そしてレジデンスについて見た印象は「あんまり綺麗じゃないな・・・」という感じでしたが、フィリピンよりは確かに住みやすい環境なのでそこまで不満はありません。
ただ、部屋の清掃は基本的に無く、洗濯も自分でセルフランドリーで行う形式なので少し面倒くさいです。
前回の記事で紹介した通り値段がかなり格安なのでこの程度のことは仕方ないのかもしれませんが。
クアラルンプールでの食事
クアラルンプールでの食事は主にローカルフード店、モール内のフードコート、モール内のレストランの3つに大別できると思います。
ローカルフード店は駅からは少し歩いた場所にあるものが多く、マレーシアの情緒を感じるローカル感あふれるお店が並んでいます。
私がぶらぶらした感じだとローカルフード店はマレーシア料理と中国料理がほとんどで偶にそれ以外の国料理を見るかなという感じです。マレーシアは中国系の人も多いので中国料理店が多いのが特徴っぽいです。
私は未だ中国料理のお店に入っていませんが、マレーシア料理は日本人にもお馴染みのナシゴレンやミーゴレン等を扱っています。
ローカルフード店の大半は店舗の外と内の区切りがないため、日によっては非常に暑いです。また、仕切りが無い為にハエが料理の周りを飛び回るのも普通です。
そしてマレーシア料理の大半はスパイシーな料理なので、炎天下の中で辛い料理を食べることになり、人によってはかなり辛いかもしれません。
クアラルンプールはローカル店でご飯食べると大体300円くらいで食べれるけど、ショッピングモール内の店だと1000円くらい掛かる店も多い
ローカル店はセブと同じで常にハエがたかってきて、クーラーも無い店がほとんどなので、くそ暑い中で辛いマレーシア料理を食べるという苦行。味は美味しいけどね pic.twitter.com/LW2AVceQfj
— 雑魚トレ君 (@zakotorekun) 2019年4月25日
ただ、それでも味はとても美味しいものが多いので、上のような環境でも問題ないという人にはローカルフード店がお勧めできます。
ローカルフード店は安く、10リンギット(約300円)程度で食べられるものが多いので、節約志向の人にもおすすめです。
同じく駅の近辺にあるモール内のフードコートもほぼ同じか少し高い程度の値段で食べることが出来ます。
フードコートは手軽に食べられる場所ですが、マレーシア料理から韓国料理、日本料理、インド料理等の様々な国の料理が揃っています。
食べた感じは味も悪くないので、同じく節約志向の人におすすめです。辛くない料理もありますし、モール内なのでクーラーも効いているのが、ローカルフード店と大きな違いですね。当然ハエも居ません。
ただ、お昼等(12時~13時頃)の時間帯は人がかなり混みあうので、少し時間をずらすと良いと思います。
最後のモール内のレストランは高級志向のお店が多いです。
料理はフードコートと同じく色々な国の料理がありますが、マレーシア料理でも20リンギット(約600円)を超えてくるものが多く、普通に食べると30リンギット(約900円)程度は掛かります。
個人的に味はローカルフード店と大差ない気もしますが、見た目は綺麗に盛られていて、店内も日本のレストランと大差ないくらいに整っているので、かなり快適な環境で食べられます。
当然クーラーもついていますし、WIFIがある店もほとんどなので非常にゆっくりできます。日本と同じような環境で食事がしたいなら、モール内のレストラン一択ですね。
ただ、モール内のレストランを日常使いすると滞在費用が結構嵩むと思いますので、その辺りについてはご自身の滞在予算を踏まえて考えるのが宜しいかと思います。
しかし、フィリピンの場合はこういう高級志向の店ではあまり現地の人見ませんでしたが、マレーシアは現地の人が沢山居るのでマレーシア人の裕福さが垣間見えます。
クアラルンプールの電車
クアラルンプールの電車は日本とほぼ変わりません。
切符はタッチ式の券売機で買えますし、日本で言うSuicaにあたるタッチ&ゴー(Touch ‘n go)というICカードも普及していて、事前にチャージしておけば一々券を買わなくても自由に電車に乗れます。
私は30分ほど掛けてレジデンスから語学学校に通っていますが、値段は片道2.5リンギット(約80円)くらいなので日本と比べると大分安いです。
電車は下の画像のように主要な場所には大抵止まるような路線図となっており、本数も数分に一本は来るので乗り遅れても大した影響はありません。
電車内も綺麗ですし、あまり騒いでいる人も見かけません。本当に東京の電車と大差なく、多分ほとんどの人が想像している東南アジアの電車とは確実に違うでしょう。
ただ、現地の人が言うには電車は結構遅れてくることが多いらしいです。数分に一回来るので私は大して気になりませんでしたが。
クアラルンプールの物価
クアラルンプールの物価は全体的には日本の半分程度に感じますが、それなりの水準を求めると日本と大差ないです。
例えば上でも書いた通り、食事についてはローカルフード店やフードコートで食べれば日本の半額程度ですが、普通のレストラン型のお店は日本と同じくらいの水準です。
電車は日本の半額くらいですが、生活必需品となるトイレットペーパーやティッシュ、バスタオルにサンダル等は日本と同じくらいの価格帯でした。
コンビニのパンは30円~80円前後で売っていますが、パンのサイズは日本の半分~3分の2程度なので凄い安いと感じるほどではありません。
ただし、おにぎりは少し高く3.5~5リンギット(約105円~150円)程度は掛かるので、日本と同じくらいの価格です。お米はちゃんと日本と同じような粘り気のあるお米でした。
多分安いのを探せば色々あるのでしょうが、それを言えば日本もダイソー等の100円均一でほとんどの雑貨が安く揃いますし、松屋等のファーストフードなら300円前後で食べられる店もあります。
そういったことを踏まえると、日本と同じくらいの品質のサービスやモノを得ようとすれば日本と同じくらいのお金を払う必要が出てくるという感じですね。
まぁ、日本と比べれば節約は容易に出来るのでそういう意味では物価は安いと感じますが、多分多くの人が想像しているような少ないお金で豪遊出来るかと問われると難しいだろうなという印象です。
マレーシア人の給料
マレーシア人の年収は平均180万円前後らしいです。
マレーシア人の平均年収を調べると180万円程度なのか。クアラルンプール在住の人に限定すれば更に高いだろうし、物価の安さを考慮すると掛け値なしで日本人より裕福な人が多いのでは。。。
日本は年収200万円以下のワーキングプア層が1000万人を超えたと問題視されていて、更に物価や税金も高いしなぁ
— 雑魚トレ君 (@zakotorekun) 2019年4月25日
クアラルンプールの人達は平均より高いであろうことを考慮すると、クアラルンプールの人達は現地の物価と安い税金のおかげで非常に裕福な暮らしをしていると想像できます。
実際フィリピンでは大勢見かけたストリートチルドレンも全く見かけませんし、現地を歩いている人も非常に身なりの良い恰好している人が多く、日本よりも裕福な国なのかと錯覚するレベルです。
日本の若者層はマレーシア人と大差ない給料で高い物価と重い税金に苦しんでいる人が多いので、いっそのことマレーシアで働く方が幸せな人は多いかもしれません。
こうやって東南アジア諸国ががどんどん発展しているのを見ると、近い将来は日本人が東南アジアに出稼ぎに出るという事例が今後ドンドン増えてくると容易に予想できますね。
それに合わせて日本に来て働きたいという東南アジア人がドンドン減っていき、将来の日本の少子高齢化は恐ろしく悲惨な状態になるのも既に分かってしまいます。
もしこの記事を読んでいるのが未だ若く、海外に出ることを厭わない方であれば早期に英語等の言語を習得して、海外に仕事を探し始めるのが良いとお勧めしておきます。
マレーシアの天気
マレーシアは晴れていたと思ったら、突如大雨(スコール)が降り出す等とても不安定です。
フィリピンはほぼずっと晴れで雨が降るのは珍しいことでしたが、マレーシアは曇っている日が多く、晴れたと思っても突然大雨が降り出すことが多いです。
しかも大雨は毎回凄い雷を伴うのでかなり驚きます。傘を持っていても防げないくらい強い雨が多いので、大人しく近場の建物に避難するしかなさそうです。
ただ、雨自体はそんなに長く振り続けるものでも無く、降っても数十分から長くても2~3時間程度すぐ止んでいます。
なので、マレーシアで生活するうえでは基本的に折りたたみ傘を持ち歩いておいて、強い雨が降り出したら建物内に避難するという生活の仕方になると考えておいた方が良いでしょう。
エスカレーターのマナー
私が地味に驚いたのは日本と同じでマレーシア人は皆エスカレーターの左側に並んでいることです。
エスカレーターのマナーって良く日本だけだと聞いていましたが、マレーシア人も日本と全く同じで基本的に皆左側に乗り、歩いて追い抜いていく人だけが右側を使います。
実際エスカレーターの近くに「エスカレーターは左側に乗りましょう」と注意を促す紙も貼ってあり、マレーシアのマナーとして根付いているように感じました。
学習した内容
この章では該当期間(月~金)で学習した内容についてまとめます。
月曜日~金曜日
今週が初めての授業でしたが、フィリピンのマンツーマンレッスンは少し違う感じですね。
月曜日はレベルテストを受けただけですが、クラスが多分今は一つしかないため、特に説明もなくそのクラスに入りました。
初っ端でまず驚いたのは、先生や生徒が当たり前のように遅刻してくることです。初日の授業は先生が15分ほど遅れてきましたが、それ以外の日も大体遅れてきます。
フィリピンは日本人経営の学校であったため、時間に厳格でしたがマレーシアはそういう時間厳守の文化がないので、そこら辺は気にせず割り切った方が良さそうです。
教室は広くて綺麗なのでフィリピンのような窮屈な思いをしなくて良いですね。
マレーシアでは全ての授業がグループレッスンですが、同じクラスに私とインドネシア人の生徒一人しかいないので、2人だけのグループレッスン授業をしていました。
もう一人のインドネシア人の生徒は私よりも英語が出来ないので、基本的にそっちのスピードに合わせるような感じの授業となっています。
グループトーキングとか相手が英語喋れなさ過ぎてほぼ成り立っていませんが、逆にどうやってそういう相手に伝えれば良いのかを考えるようになったため、結構効果があるように感じています。
授業内容としては何かの英語のテキストブックをプリントしたものを使って行っています。
そのプリント内にリーディング、スピーキング、リスニング、ライティング、発音矯正、単語学習等がバランス良く含まれているので、総じてフィリピンの授業よりも授業の完成度が高いように感じます。
あとフィリピン人と違ってマレーシア人は私の個人情報をほぼ聞いてきません。マレーシア人は宗教の違いはあるものの日本人にかなり近い行動をとっている気がします。
今週の英語上達レベル
2カ月(8週間)の内の最初の1週目が今週で終了しました。
フィリピンに続けての留学なので自分の力が大きく向上したようには感じませんが、レベルテスト等を受けてみてグラマーとリーディングのテストは7~8割は理解できているので、その分野でのレベルは既に十分高いのだろうなと感じています。
ただ、ライティングで自由に自分の意見を述べるというのや、スピーキングでとっさに文章を構築するというのや、早いリスニングを聞き取るという能力は依然として低く、英語力に偏りを感じています。
この2ヵ月でリスニングやスピーキングがもっと伸びれば嬉しいのですが。
それでは次週もまた近況を報告したいと思いますので、興味があれば閲覧してください。