【ベトナム株の投資戦略】おすすめの安定リターン銘柄やハイリターン期待銘柄

ベトナム株は市場としても将来有望でお勧めできる

私は本記事を執筆する前に日本の経済成長低迷と異次元金融緩和の出口を考慮すると今後の日本株にはあまり期待できず、それなら強い経済発展をしているベトナム株等の外国株に投資する方が良いのではないだろうかという記事を書きました。

 

そして実際にベトナム株については3記事に渡り、ベトナムの政治・経済・財政・成長戦略・株式市場等について調査・解説し、ベトナム株が非常に将来有望で魅力的な市場であることに間違いないと判断しました。それらの記事については本リンク先を閲覧下さい(本記事は今までの記事で調査・考察した内容を前提に記載します)。

 

 

ベトナム株は上記画像を見て分かる通り、2017年に大幅高騰するという一幕がありました。その理由は諸説ありますが単純に経済成長が著しく、株式市場の規模も小さく、市場開放等のその他要因で中国の次に大きく発展する国として期待されたからではないかと思います。

 

2007年頃にも同じような株価高騰が有りましたが、その後は実体経済が伴わなかった(バブルであった)ため大きく下落しました。今回は当時と比べて経済発展規模(GDP)に大きな差が有りますので、同じような理由(バブル崩壊)で崩れるとは思っていません。

 

しかし、本記事執筆時点のベトナム株は2018年頭を天井にして大きく下落を始めています。これは2017年のほぼ調整なしの高騰の反動だと思いますが、それ以外にも世界的に新興国市場から資金が流出している状態です。

 

今が底なのか更に大幅下落があるかは分かりませんので、ベトナム株を購入するタイミングは慎重に考慮される方が良いと思います。

 

ベトナム株への投資目的と方針を明確にする

早くお勧めの銘柄教えろよと思うかもしれませんが、先に私のベトナム株への投資目的と方針を明確にしておきます。ここで認識がずれていると何故その銘柄をお勧めするのか?いつまでの期間保持する前提なのか?という部分が曖昧になり、解説していても納得出来ない部分が出てくると思いますので。

 

ベトナム株への投資目的

これは『私の資産を増やすため』と断言できますが、具体的に資産を増やすというのが何を指すかというと『円建てで見た場合の資産を今よりもっと大きくするため』になります。

 

ベトナムは新興国故に投資リスクも高いためリターンも相応のものを最初から目指す必要が有ると考えています。実際単純に『円建ての資産を増やす』を目的とするならば、円をドルに換えておくだけで2年も経てばそれなりのリターンが見込めると思います。金融異次元緩和の出口戦略が突然始まったりしない限りはですが。

 

そこで私はベトナム株への投資に対するリターンの目標を

 

『2021年1月までに円建て投資資金を200%増加』

 

としました。つまり100万円をベトナム株に投資するなら、期限内に300万円にすることを目指すというものです。新興国に投資するリスクを踏まえると順当なところではないかと考えますが、少し目標が高いかもしれませんね。

 

2021年1月で期限を切ったのは、恐らく2021年1月にベトナムの新しい成長戦略(10か年戦略に相当するもの)が提示されるはずなので、今までの国家運営の方針が大きく変化することが予見されるためです。そのタイミングでは一旦資金を引き上げたいので、明確に期限を切ったものです。

 

ベトナム株への投資方針

私の投資目的は上で語りましたが、では具体的にどう投資すれば達成できるのか考えたいと思います。

 

期間的には約2年半ありますが、原資に対する年間利回りが80%を超えなければ目的は達成出来ません。去年ベトナム株は急成長しましたが、それでもVNインデックス的には年初から80%増加には届いていないため、何も考えず銘柄を選んでも駄目なことが分かります。

 

そこで私は以下の分類訳でポートフォリオ(PF)を組むことで安定した利益とハイリターンを狙うことで目的の達成を目指したいと思います。

 

  • 安定リターン銘柄(時価総額上位10位内の銘柄)への分散投資(PFの30%)
  • ハイリターン期待銘柄(高成長産業の中で好業績の中堅銘柄)への分散投資(PFの70%)

 

ホーチミン証券取引所の時価総額上位10銘柄にベトナム株投資資金の30%を入れることで、一定の指数連動に近い安定したリターンを得ることを目的とし、残り70%を大幅高騰する可能性のある高成長産業の銘柄に入れることで高めに設定した投資目的の達成を狙うという戦略です。

 

それぞれの定義(スクリーニング条件)は以下として銘柄を選定したいと思います。

 

【共通条件】

  • ホーチミン証券取引所の上場銘柄である
  • SBI証券取引所で取り扱っていること

 

【安定リターン銘柄(時価総額上位10位内の銘柄)の選定条件】

  • 時価総額が上位10銘柄に入っていること
  • 業績が悪化傾向ではないこと

 

【ハイリターン期待銘柄(高成長産業の中で好業績の中堅銘柄)の選定条件】

  • 漁業、製造業、電気ガス、建設業、卸売及び小売業、金融業、観光業、不動産のいずれかの業種であること
  • 年間売上高が25%以上の成長率であること
  • 時価総額が100億円以上であること(小型過ぎるのは危険なため)
  • PERが15以下(比較的割安銘柄)であること

 

ハイリターン期待銘柄の選定条件は私がこの条件なら今後大幅成長が見込めるのではないかという主観に基づいたものです。

 

一つ目の条件は前の記事で解説した高成長が期待できる業種であることを前提条件とし、実際に売上高も順調に成長しているか、危険すぎる銘柄ではないか、割安と思える水準であるかというものを考慮して選定条件を設定しました。

 

上記の条件でそれぞれピックアップした結果、私がPFに組み込むことになるであろうオススメ銘柄を以下の章で解説します。尚、本記事における時価総額等の個別銘柄の情報は以下引用元から取得しています。

 

引用元:VIET KABU

https://www.viet-kabu.com/stock/hcm.html

 

おすすめ安定リターン銘柄(時価総額上位10位内の銘柄)

私が本記事を書いている時点のホーチミン証券取引所におけるベトナム株時価総額上位10銘柄は以下の通りです(2018/7/13引け後時点)。

 

順位 ティッカー 銘柄名 時価総額(億円) 業種 SBI取扱 業績成長
1 VIC ビングループ 16114 不動産業
2 VHM ビンホームズ 14356 不動産業
3 VNM ビナミルク(ベトナム乳業) 11830 製造業
4 VCB ベトコムバンク 9664 金融業
5 GAS ペトロベトナムガス 7674 電気・ガス業
6 SAB サイゴンビール 6852 製造業
7 TCB テクコムバンク 4490 金融業 ×
8 CTG ベトインバンク 4124 金融業
9 BID ベトナム投資開発銀行 3938 金融業 ×
10 MSN マサングループ 3867 製造業

 

私のPFは上位10銘柄に分散投資としていますが、一律同じ配分で各銘柄に投資するつもりはなく一定の強弱は付けます。

 

上記表がホーチミン証券取引所の時価総額上位10位内の銘柄ですが、先ずSBIで取り扱っていない銘柄については今回購入できないのでグレーアウトで除外しています。

 

投資配分の強弱は業績成長欄の評価で変えようと考えており、過去3年とこれからの業績推移を踏まえたうえで独自基準で評価しています(完全に主観です)。一応それ以外にもPERやPBRで割高感を見ながら考えるつもりですが、一番重視するのはやはり業績の伸びですね。

 

 

例えば、上の画像が時価総額上位2社である財務詳細(SBIのサイトから取得)ですが、今後2年間の売上や利益の予想成長率が明らかにビンホームズ(VHM)の方が高いです(過去3年間の方は微妙ですが)。

 

この数字がどこまで信用できるかは別問題ですが、現状ベトナム株の詳細情報を得るのは難しく、限られた情報から類推するしかない以上は本情報等を用いて投資の強弱をつけていきたいと考えています。

 

他のベトナム株紹介しているブログ等を見るとお勧め理由が『時価総額上位だから』とか『有名な経済紙で評価されていたから』等の理由が多いですが、個人的には意味不明だと思っていまして、そういった大した根拠のない銘柄を買うよりは財務の数字を見ながら伸びると思える銘柄を買う方が結果的にリスクは抑えられると考えています

 

私が財務情報の中で一番重視しているのは事業の拡大規模を図るための売り上げの伸び率なのですが、金融業のベトナムバンコク(VCB)やベトインバンク(CTG)は今年度の予想が大きく売り上げを落としているのが気になります。購入対象外にするか迷いましたが利益は伸びていることから、会計基準等の変更の可能性も高そうなので利益率の伸びで評価しておきました。

 

こうやって上位銘柄の業績を見ていると上位2社は大きく業績を伸ばしていますが、それ以外は大型銘柄らしく成長性は大きくありませんが安定して業績が伸びているように見えます。尚、配当については一切考慮せずに書いていますので悪しからず(新興国市場の配当に期待もしない方が良いと思っています)。

 

PFに組み入れる比率は実際に購入するときに微調整するのでここでは明記しませんが、上の表で記載した業績優先度順とPERやPBR等の指標で割高感を考慮しながら組み入れたいと思います。

おすすめハイリターン期待銘柄(高成長産業の中で好業績の中堅銘柄)

ここからが本記事で最も重要な私がPFに組み入れることを検討しているお勧めのハイリターン期待銘柄(高成長産業の中で好業績の中堅銘柄)の紹介となります。選定条件でホーチミン証券取引所の銘柄を抽出した結果として以下の銘柄がありましたので、個別で解説していきます(2018/7/13引け後時点)。

 

ティッカー 銘柄名 時価総額(億円) PER 売上成長率 業種
HPG ホアファット グループ 2647 5.97 30.47% 製造業
TPB TPバンク 884 12.56 41.57%(前年) 金融業
PNJ フーニュアン ジュエリー 450 10.61 27.92% 製造業
DXG ダットサン不動産建設 375 6.64 45.30% 不動産業
SBT タインタインコン ビエンホア 367 13.16 121.09% 製造業
PAN パンパシフィック 323 14.89 134.11% 製造業
HCM ホーチミン市証券 309 7.77 86.78%(前年) 金融業
KBC キンバック都市開発 262 8.46 77.60% 不動産業
HBC ホアビン不動産 199 3.06 48.95%(前年) 建設業
VND VNダイレクト証券 176 5.8 71.66%(前年) 金融業
AAA アンファットプラスチック グリーン環境 140 5.49 48.40% 製造業
ASM サオマイ建設投資 131 3.86 49.36%(前年) 不動産業
SCR サイゴン トゥオンティン不動産 130 8.36 135.58%(前年) 不動産業
TMP タックモー水力発電 104 6.45 56.05%(前年) 電気・ガス業

 

今期の予想が開示されていない銘柄については前年の売り上げ成長率で評価しています。この数字だけでも投資判断は可能ですが、念のため個別銘柄毎に詳細を確認していきたいと思います。

 

ちなみに財務以外の銘柄情報についてはSBI証券から取得できる2017年期を参考にしていますので、今期で既に開示されている新情報等は取り込めていません。増配等の開示が既にあれば配当利回り等も変わってきますので、以下の情報は参考程度に留めて下さい。

 

ホアファット グループ(HPG)

 

ホアファットグループは今回のピックアップ銘柄の中で最も時価総額が大きいですが、PERは6倍程度と低めで売り上げ成長率も30%以上の予想が続くことが見込まれており、安定して業績を伸ばしていきそうな企業です。

 

業種の分類としては製造業でその中でも鉄鋼系の事業を中心に営んでいるようです。鉄鋼事業と言えばアメリカの関税問題が非常に気にかかるところではありますが、それ以外にも3つの事業を合わせて営んでいるようなので影響は一定抑えられているのではないかと思います。

 

PER、PBRともに低めでかつ業績の成長率が高く、ベトナムの成長戦略にも沿っている企業なので今後の伸びしろはかなり大きいのではないかと感じます。一応配当も利回りが大して高くない予想(2.00)ですが、出る予想なだけマシでしょう。

 

一日の出来高もそれなりに大きいので、恐らく私の該当PFの中では本銘柄が最も投資比率を大きくすることになると思います。

 

TPバンク(TPB)

 

TPバンクは金融業の中でも銀行事業と金融ソリューション事業を行っている企業ですね。

 

今期の決算予想数字が無いので成長性は何とも言えませんが、2016年と2017年の成長率を見る限りは今期も順調に業績を伸ばすと考えてピックアップしました。ただ、売り上げに関しては上位10位銘柄の時にも触れましたが、金融業は大幅減の可能性が有ると考えています。

 

ベトナムの成長戦略を考えると金融業も今後伸びていく分野だと思っていますので、今の成長率を維持できるのであれば今後も大きく伸びていく銘柄であろうと考えます。ちなみに配当は予想利回りがーなので恐らく出ないであろうと思われます。

 

フーニュアン ジュエリー(PNJ)

 

フーニュアンジュエリーは製造業で分類されていますが、実態は高級ジュエリー関連の事業を行っている企業です。一応今回紹介する銘柄の中では最も売上の成長率が鈍いですが、大きく劣るものではありません。

 

正直、新興国の市場で高級ジュエリー関連事業が需要有るのか?と思いましたが、財務の状況を見る限りは安定して業績を大きく伸ばしているんですよね。。。

 

業種的にはベトナムの成長戦略と被っている製造業ですが、厳密な意味でジュエリー関連が成長戦略に含まれているとはあまり思えないので、今後伸びていくかは正直良く分かりません。ただ、ベトナムのことを深く知らない私の感覚よりは、実際に数字を伸ばしている企業の方を信じるべきだとは思います。

 

こちらも予想配当利回りがーなので、配当には期待できないでしょう。

 

ダットサン不動産建設(DXG)

 

ダットサン不動産建設はその企業名の通り、不動産業を営んでいる企業です。

 

ベトナムの不動産業を行っている企業の財務状況を色々見ましたが、業績の変動幅が非常に大きいんですよね。ダットサン不動産建設は今期の予想は高成長となっていますが、来期はあまり期待出来ない予想となっています。

 

ベトナムの成長戦略的には不動産業はそれほど注力されているようには見えませんが、ベトナムが経済発展すれば自ずと不動産価値も上がる傾向になると思うので、これからも安定はしないかもしれませんが業績は伸びていくのではないかと考えています。

 

PERもPBRも低めですが他の不動産関連銘柄と比べると普通といったところです。予想配当利回りはーなので配当も大して期待は出来ないでしょう。

 

タインタインコン ビエンホア(SBT)

 

タインタインコンビエンホアは製造業に分類されていますが、事業内容は食品加工がメインで砂糖関連の販売や技術提供を行っている企業です。

 

注目すべきは今期の売り上げ成長率121.09%という驚異の成長力でしょう。食品加工という事業は日本だとそれほど伸び無さそうに感じますが、ベトナムのような新興国では人口も増えますし、一般層の賃金増加によって嗜好品として食品の需要は伸びることが予想出来ます。

 

PERは今回紹介銘柄の中では高めですが、PBRは低めの水準なので割高感はあまりありません。予想1株配当が非常に少ないので期待はしない方が良いのでしょうが、これだけ業績が伸びているなら増配されそうな気もしますね。

 

パンパシフィック(PAN)

 

パンパシフィックは製造業に分類されていましたが、実態は不動産やランドリー・廃棄物処理サービスがメインな企業のようです。それ以外にも洗浄装置の取引やソフトウェアのインストール等の事業も行っており、何でも屋のように見えますね。ちなみにSBIのサイトだと業種が漁業 & 農業になっていますが、流石にこれは間違いですよね・・・?

 

こちらの企業も今期の売り上げ成長率が134.11%と非常に高いことが特徴ですね。事業内容は何でもやり過ぎていて成長戦略も何とも言えない感じですが、需要が有りそうなことは何でもやるDMM的な企業なんでしょうかね?実際成長著しいのは間違いないので投資対象としては十分魅力的です。

 

PERは今回挙げた企業の中で最も割高ですが、実際成長が伴っているので特に問題は無いでしょう。予想配当利回りも1.82%で期待できますし、これだけ業績が伸びていれば増配の可能性も高そうに感じますね。

 

ホーチミン市証券(HCM)

 

ホーチミン市証券は金融業の中でも投資サービスの提供をメインで行っている企業です。

 

TPバンクと同じで今期の決算予想数字が無いため成長性は何とも言えませんが、過去の成長率を見てピックアップしました。ただ、ここも金融業のため売り上げに関しては大幅減の可能性が有ると考えています。

 

TPバンクと同じでベトナムの成長戦略を考えると今後伸びていく銘柄だと考えています。配当もTPバンクと同じでーなので期待は薄いでしょう。TPバンクとほぼ同じ評価となってしまっていますが、こちらの方が小型のためか過去の業績の伸びは良いですね。

 

キンバック都市開発(KBC)

 

キンバック都市開発は不動産の開発運用を行っている企業で、他にも給水・電力供給サービスやインフラ建設・観光業なども幅広く事業を行っています。

 

前期の決算は悪いですが、今期は77.60%と高い売り上げ成長が見込まれています。ですが、経常利益や純利益は大して伸びていないのがイマイチですね。一応条件に合致した企業なので紹介しましたが、ここは若干微妙かもしれません。

 

ベトナム株には他にも都市開発系の企業はあるのですが、それらも大して業績が良くないのでベトナムの都市開発企業自体が今は大して伸びて無いのかな?という気がしています。

 

ただ、PERやPBR的には非常に割安水準であることは間違いなく、成長戦略に沿ったインフラ事業や観光業なども手掛けているので今後もそれなりに伸びていくとは思いますので、投資対象としては十分有りだとは思っています。

 

ホアビン不動産(HBC)

 

ホアビン不動産は不動産と企業名についていますが、分類は建設業となっており実態の事業も建設業がメインのようです(一応不動産関連の事業もやってはいるようですが)。

 

この企業も今期予想の数字がありませんが、前期までの決算数字を元にピックアップしています。業績は安定して伸びており、ベトナムの成長戦略としてインフラ整備が掲げられているので、今期も順調に業績を伸びばすのではないかと見ています。

 

今回紹介する銘柄の中では最もPERが低く、利益から見た場合の一番の格安銘柄です。配当はーなので期待はできませんが、改めて評価されれば大きく高騰する可能性の有る銘柄です。

 

VNダイレクト証券(VND)

 

VNダイレクト証券は金融業の中でも投資サービスの提供をメインで行っている企業です。

 

特徴については先に挙げたホーチミン市証券とほぼ丸被りなので割愛しますが、ホーチミン市証券とどちらを優先して投資すべきかとしたら時価総額の小さいこちらになるでしょうか。

 

アンファットプラスチック グリーン環境(AAA)

 

アンファットプラスチック グリーン環境は製造業の中でもプラスチック製品の製造をメインで行っている企業です。

 

業績は非常に安定して伸びている状態であり、プラスチック製品の製造というのも生活に活用されるものが多いため、今後人口の拡大や賃金上昇により一般人が物を揃えられるようになってくると需要は増大する分野ではないかと思います。

 

PERも非常に割安水準であり、時価総額も小さいことから正しく評価されると大幅高騰する可能性がありますね。配当はーなので期待はしない方が良いでしょうが。

 

サオマイ建設投資(ASM)

 

サオマイ建設投資は建設よりも不動産業がメインで、住宅建設等のインフラ整備も行っているという企業のようです。

 

ここも今期の予想数字がないので前期の数字でピックアップしましたが、売り上げが順調に伸びているのに対して、利益の成長率が全く安定しない推移ですね。ベトナムの不動産や建設事業だとこういう不安定な業績の企業が多いのですが、何に関連しているのかはちょっと分かりませんね。

 

PERは今回紹介する銘柄の中で2番目に低い割安株でPBRもかなり低い水準です。配当はお決まりのーなので期待は出来ませんが、小型の超割安株なのでここも改めて評価されれば大きく高騰する可能性がありますね。

 

サイゴン トゥオンティン不動産(SCR)

 

サイゴン トゥオンティン不動産はその名の通り、不動産業を営んでいる企業ですね。

 

ここも今期予想が無いので前期の数字でピックアップしましたが、売り上げの成長率は凄まじい企業です。その一方で利益の成長率は並みといったところですね。

 

他の不動産銘柄でも述べましたが、ベトナムの成長戦略とは完全にマッチしていませんが、経済発展に伴って不動産価値は上がるはずなので今後も伸びていく企業ではないかと思います。

 

PERは割安水準ですが不動産業の中では並みといったところで、PBRは不動産の中でも割安ですね。予想配当もーなので期待は出来ません。売上の成長率が今期以降も維持できるなら大幅高騰しそうな銘柄ですが、正直かなり運次第になりそうな銘柄です。

 

タックモー水力発電(TMP)


 

タックモー水力発電は今回紹介する中では異色ですが、電気・ガス業の中で水力発電の事業を営んでいる企業です。

 

今期予想がないので前期の数字ピックアップしていますが、前期以前の数字が酷いので今期の決算がそんなに期待出来なさそうな銘柄ではあります。

 

水力発電の事業はピンポイント過ぎてベトナムの成長戦略と被っているか微妙なところですが、経済発展するなら電力の需要は伸びそうなので悪くも無いかなという印象です(水力発電が伸びるかは別の話な気もしますが)。

 

PERは割安水準ですが、配当もーで期待出来ませんし、何より業績が伸びるかがかなり微妙な感じなので、投資するとしてもPFの少しを占める程度に抑えると思います。

 

最後に

今回の記事では私のベトナム株への投資戦略と具体的な投資対象候補銘柄を安定リターン銘柄、ハイリターン期待銘柄の紹介という構成で解説しました。

 

各業績評価等は私の主観入りまくりなので盲目的に信じるのはお勧めしませんが、閲覧者も見て判別できるようにある程度根拠は述べるようにしました。

 

ただし、ハイリターン期待銘柄については全ての銘柄の詳細を確認するのが難しいため、スクリーニング条件(選定条件)で私が優良と思う基準で予め絞ったのは間違いなく、実際はもっとハイリターンが期待できる銘柄が投資対象に漏れてしまった可能性も否定できません

 

私が実際にベトナム株へ投資するときは本記事で取り上げた銘柄を中心に購入する予定ですが、投資するまでの期間の間も調査は継続して続けますので、そこで更にハイリターンが期待できるような銘柄等が見つかれば、定例報告の記事等でも改めて紹介したいと思います。

 

それでは長くなりましたが本記事を閲覧いただきありがとうございました。

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